読売ボランティアセンター

読売ボランティアセンターが大塚の賃貸ビルに移転(2020年05月)

 ④ビルボラセン移転先.jpg視覚障害者支援のための朗読や点訳のボランティア活動の拠点となっている「読売ボランティアセンター」(東京都豊島区目白)が、5月13日、豊島区南大塚2の賃貸ビルに移転しました。長年の使用で目白の住宅街にあった木造2階建ての建物が老朽化し、大地震が起きた場合に利用者の安全が確保できない可能性があったため、数年前から鉄筋コンクリート造(SRC)の建物への移転を検討してきました。

 新しい事務所は、春日通りの南大塚3丁目交差点から50㍍ほど離れたSRC7階建て賃貸ビルの3階です。JR大塚駅からも地下鉄丸ノ内線新大塚駅からも徒歩5分程度の便利な場所で、広さは約90平方㍍。目白の建物よりも20平方㍍ほど広くなりました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、新事務所での本格的な活動は6月以降になる見込みです。電話番号は変わりませんが、常駐の管理人がいないので、応対できない場合があります。

 読売ボランティアセンターは、「目の不自由な方に役立ててほしい」という元女優の山路ふみ子さんの寄付をもとに1991年に開設されました。当初から、録音図書を製作提供している朗読グループ(元NHKアナウンサー森川靄子代表)と、点訳サークル・ウィズ(江上久美子代表)が活動拠点として長年利用してきました。

 これまでは1、2階に分かれていたため、それぞれ専有スペースがありましたが、今後はワンフロアになるため、共有スペースも設け、効率よく使っていただきます。目白の土地は、隣接する個人の方に購入してもらい、その売却益を家賃や引っ越し費用などに充てます。

 

戻る