がん患者を応援したい

がん患者支援

 進行がんなどのため、人生の最終段階を在宅で療養する患者やその家族への支援活動をしているボランティア団体に助成金を支給しています。2020年度にスタートした、事業団でもっとも新しい助成事業です。
 国民の2人に1人はがんを患うとも言われ、最近は在宅で療養する方が増えています。一方で、看取りや患者の家族への支援について、地域で取り組むボランティアの活動も活発になっています。事業団ではそうした地域のボランティア団体に助成することで、がんで苦しむ患者や家族を支援していきたいと考えています。助成対象は営利目的ではないボランティアグループ・団体で、おおむね3年以上、継続して活動していることが条件です。看取りの支援だけでなく、患者同士の意見交換会開催や啓発活動などにも使ってもらっています。上限50万円で毎年5団体程度に助成しています。コロナ禍でも、がん患者に対する支援や関心が薄れないようにしたいと考えています。

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