ボランティア

山路ふみ子文化財団が3月に解散 都内のホテルで感謝の集い(2025年03月)

 読売ボランティアセンター設立のきっかけとなった多額の寄付をしていただいた元女優山路ふみ子さん設立の山路ふみ子文化財団(東京都港区元赤坂)が、3月末で解散することになり、3月15日、都内のホテルニューオータニで関係者が集まり、「財団解散に伴う感謝の集い」が開かれました。

 同財団は1974年に日本映画の振興を願って設立され、これまでに45回の映画賞贈呈式、12回の名画特別上映会、5回の学生映画コンクールの開催のほか、看護学の研究助成や経済的理由で就学が困難な高校生の奨学金事業などを展開してきました。

 この日の集いには映画賞の関係者を中心に100人ほどが出席。事業団からは山浦義弘事務局長や読売ボランティアセンター・朗読グループの香取美穂代表らが参加しました。体調不良で欠席となった岩﨑光洋理事長に代わって、佐藤善志常務理事が解散について報告。映画賞受賞者や上映会に関係したひとたちが思い出などを話し、山路さんの功績を偲びました。

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 写真は、山路さんの遺影を背に、財団の解散を報告する佐藤善志常務理事

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