支部便り

養護施設の高校3年生の旅立ちを激励 事業団が後援、時計贈呈(2025年02月)

 北九州市内の児童養護施設を今春卒園する高校3年生ら19人を励ます「旅立ちを祝う会」が2月13日、事業団などの後援で同市小倉北区のホテルで開かれました。

 施設の子どもを学校の休暇中に預かるボランティア団体「北九州市一日里親の会」が毎年主催。会員や施設職員ら約60人が出席し、宇津定七会長は「新生活は期待と不安が入り交じるだろうが、周りの人を頼ってほしい」と呼びかけました。
 生徒たちには、記念品として、事業団から腕時計、市印章業組合連合会から印鑑、小倉織を扱う会社「小倉縞縞(しましま)」から巾着が贈られました。
 生徒たちは「大学に進学し、社会に貢献できるエンジニアを目指す」「社会福祉士になれるよう頑張る」などと抱負を語り、代表の生徒は「不自由なく生活でき、皆さまに感謝している。将来は温かい家庭を築きたい」と感謝の言葉を述べました。

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