大阪支部主催の音訳ボランティア講座が開講 5府県から26人が参加(2024年04月)
視覚障害者らに書籍や新聞、広報紙などの活字情報を音声で伝える「読売音訳ボランティア養成講座」が4月16日、大阪市西区の日本ライトハウス情報文化センターで始まりました。事業団大阪支部の主催です。
大阪、兵庫、奈良、京都、滋賀の5府県から26人が参加。初回講師の久保田文・同センター館長が音訳ボランティアについて「身に付けた技術を活用して、視覚障害者らの暮らしに役立ててもらうことが務めです」と説明しました=写真下=。
講座は計17回。5人の講師から、正確にわかりやすく伝えるための読み方や録音図書の製作、対面朗読の仕方などを学びます。
受講24人に修了証
11月19日に大阪市西区の日本ライトハウス情報文化センターで修了式が行われ、受講生24人に修了証が授与されました。受講生を代表して大阪市北区の医療ライター橘淳子さん(58)が「録音図書の作成に携わり、1人でも多くの方に楽しんでもらいたい」と抱負を語りました。