郡司奨学生5人が卒業、就職(2022年04月)
児童養護施設などから大学・短大や専門学校に進学する学生を支援する「読売・郡司ひさゑ奨学基金」の奨学生は今春、20~23期生5人(男性2人、女性3人)が卒業しました。全員就職し、それぞれ、国語教諭、介護職員、有料老人ホームの調理師、ペットショップ店員、レジャー産業社員になります。
国語教諭になるという夢をかなえたのは、中部地方の私立大学を卒業した男子学生=写真左=で、4月から中高一貫校で、中学でクラス担任をしながら、中学・高校ともに国語教諭として教壇に立つそうです。卒業報告では、小学生の頃から面倒をみてもらった施設の男性職員から常々、「自分より相手のことを考えられるひとに」「感謝の気持ちを忘れず、それを態度で示すように」と言われてきたといい、「この二つの言葉を教師として生徒に向き合う中で教えていきたい」と抱負を語りました。
一方、22、23期の計3人が通学していた学校を中退しました。
5人の卒業報告はこちらから.pdfご覧になれます。トップページのメニュー欄の写真は、動物関係の専門学校を卒業した女性です。