坂本勇人選手の巨人戦への子ども招待がスタート(2021年04月)
読売巨人軍の坂本勇人選手=写真右、提供:読売巨人軍=が児童養護施設や母子生活支援施設の小中学生らを招待する「坂本勇人シートsupported by MIZUNO」がスタートしました。坂本選手は昨シーズン、通算2000安打を達成し、ひとつの節目を迎えたことで、野球界への恩返しとして、「1人でも多くの子どもたちに、野球というスポーツの魅力を、見て、感じて、楽しんでもらいたい」という思いから、事業団に巨人戦のチケット購入代金を寄付することで招待を実現しました。
招待するのは、東京ドーム25試合と、地方主催試合8試合の計33試合。1試合10人(引率者含む)で、ドームへの招待先は、東京都社会福祉協議会・東京善意銀行を通じて決めます。また、坂本選手がブランドアンバサダー契約を結ぶミズノ株式会社の協力で、坂本選手モデルの少年軟式野球グラブを子どもたちにプレゼントされます。
招待初日の3月27日に東京ドームで行われた横浜DeNA戦に招待されたのは、都内の4施設の小中学生と引率者計10人。練習を見学する子どもたちは、「(初めての東京ドームに)思っていたよりも広くてびっくり」「(ホームランを打とうと思っても)僕だったらスタンドまで届かない」など話し、興味津々の様子。坂本選手が子どもたちを見つけて手を振ると、嬉しそうにプレゼントされたグラブをはめた手を振っていました。試合が始まると、大声での声援はできなかったものの、じっくり観戦。巨人が10ー5で大勝し、大喜びでした。
事業団ではこのほか、巨人軍からのチケット提供を受け、都内を除く首都圏の児童養護施設の子どもたちや交通遺児を東京ドームでの巨人戦4試合に計80人を招待する予定です。