予算・事業計画

2015年度事業計画決まる 事業費1億3483万円(2015年04月)

 当事業団の理事会および評議員会が3月下旬に開かれ、総額1億3483万円の2015年度事業計画が決まりました。事業費は前年度当初予算比7%(883万円)増で、3年連続して前年度を上回りました。
 事業費の増加は、東日本大震災の被災者支援事業になお多くのニーズがあり、支援事業費を同16%(978万円)増の7138万円としたためです。震災から4年が過ぎ、被災地では仮設住宅から災害公営住宅などへの移住が本格化し始め、次の暮らしの場での人間関係の構築やコミュニティづくり、孤立・孤独、移動困難といった新たな課題が生まれています。また、生活の再構築や自立の道筋がついている人と、そうではない人との格差が広がっています。このため、仮設住宅などへの訪問活動、障害者や高齢者の移動支援、子どもの遊び場づくり、子育てや母親の就労支援などに取り組む団体への助成を拡充します。
 被災者支援事業以外では、目の不自由な方、心身に障害を持つ方、援助を必要としている子どもたちへの支援を3本柱に、これまで同様に助成事業を行います。

 【 2015年度の事業別当初予算 】  (単位:万円)

東日本大震災の被災者支援事業(復興支援奨学金、被災者支援団体などへの助成) 7138
児童養護施設・母子家庭への助成(郡司ひさゑ奨学金、歳末プレゼントなど) 2005
視覚障害者への助成(アイバンク、ボランティアセンターの運営、低視覚者支援) 1230
障害者自立支援事業(小規模作業所支援「生き生きチャレンジ」) 1000
その他の事業(読売福祉文化賞など) 730
重症心身障害児(者)施設への助成(読売療育賞、施設・団体や在宅重症児の支援) 530
夕張(北の大地)応援事業(旧産炭地の児童や高齢者等の教育・生活支援) 210
一般助成(障害者や福祉団体の申請・審査を通じて活動支援) 200
ボランティア育成事業(朗読、点訳、手話の奉仕者養成) 190
PR展開費(広報紙、ホームページのメンテナンスなど) 250

                                                                               


戻る