支援の実績

がん患者在宅療養支援事業 7団体に助成(2023年01月)

 がん患者在宅療養支援の助成事業の助成先が決まりました。公募3年目となる今回は8団体から応募があり、3人の外部の有識者を含む選考委員会の審査の結果、次の7団体に総額242万円を支給することが決まりました。(金額は助成額)

 がん患者サポート研究所 きぼうの虹(東京都墨田区)40万円

 希望の会(東京都渋谷区)40万円

 がん患者団体支援機構(東京都世田谷区)50万円

 ホスピス研究会OKAZAKI(愛知県岡崎市)15万円

 ウェル・リビングを考える会(神戸市)17万円

 医療と暮らしを考える会(神戸市)30万円

 がん患者さん・家族・支援者のつどい こころの駅舎(東広島市)50万円

7団体の活動内容などは読売新聞の各地域版で紹介されました。記事はこちら.pdfからご覧になれます。

 

 ケア帽子の作製・配付も 東広島市のこころの駅舎

 こころの駅舎は、東広島地区医師会が2012年にがん患者や家族に集いの場を提供することを目的として始めました。16年からは東広島市の委託事業に位置付けられ、年3回から毎月開催に増えました。今年度からは、乳がん患者の発案で、「ケア帽子有志の会」が発足し、手作りの帽子=写真下=を希望者に配付しています。助成金50万円は、帽子の作製費のほか、がんの体験談をまとめた冊子の印刷代や送料に使われます。

 同医師会地域連携室の三上雅美室長は「ケア帽子は単に頭を保護するものではなく、がん患者が日々を前向きに生きるための一助となっていると感じています。一人でも多くのがん患者さんにケア帽子が届くように、助成金を有効に活用させていただきます」と話しています。

 ケア帽子2.JPG

  

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