読売福祉文化賞受賞の「ぷかぷか」の活動が本に(2019年04月)
~障害のある人と一緒に生きていったほうが楽しいよ~
2015年の第13回読売福祉文化賞を受賞したNPO法人「ぷかぷか」(横浜市緑区)の高崎明理事長が、ぷかぷかさんと呼ぶ障害者の方たちとの魅力や活動の様子をつづった本『ぷかぷかな物語』(税別1700円・現代書店)をまとめ、事業団に贈ってくれました。
「ぷかぷか」は、パン屋、お弁当・お惣菜屋、アートのお店などを手掛ける福祉事業所で、約40人の障害者が働いています。養護学校の教員だった高崎理事長が、障害のある子どもたちに惚れこみ、一緒に生きていきたいと2010年に始めました。
本には、知的障害のあるメンバーのありのままの笑顔のファンになっていく地域の方々と一緒にパン教室、演劇などを開催する様子などが描かれています。高崎理事長は「障害のある人と生きていった方がトク!」と訴え、2016年の相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者らが殺害された事件にも触れながら、障害のある人たちを支援するのではなく、一緒に生きていくことで社会が豊かになると力説しています。
購入は「ぷかぷかオンラインショプ」jphttps://shop.pukapuka.or.jpで