せいかつをゆたかに実行委員会から視察の報告(2019年01月)
2017年度の読売福祉文化賞を受賞した「せいかつをゆたかに実行委員会」(大阪府堺市)から、副賞の活動支援金を使って、長崎県で障害者に出会いの場を提供する活動をしている社会福祉法人「南高愛隣会」の「結婚推進室ぶーけ」に視察に行きましたという報告が届きました。
同実行委員会は、障害者に対する性のセミナーと支援者・保護者対象の性教育セミナーを13年間にわたって続けてきました。活動支援金100万円の使い方を検討するなかで、セミナーに長年参加しながらも出会いのない人たちに何かできないかと考え、それを実践している結婚推進室ぶーけへの見学を決めたそうです。
報告では、参加したセミナースタッフら8人が婚活パーティーや、実際に結婚し、子育てしている夫婦宅への訪問などについて、学んだことや感じたことを記しています。代表の千住真理子さんは「長崎に住んでいる人だけしか享受できていない現状を、やはり日本のどこに住んでいても享受できるようになってほしい、と強い思いになりました」と書いています。
※報告から抜粋
今回の視察は同実行委員会の今後の活動に活かされることと思います。