第19回 読売福祉文化賞 受賞団体の皆さまより(2022年01月)
2021年度の受賞6団体の皆さまよりお寄せいただいた声を写真とともにお届けします。
一般部門 公益社団法人 ア・ドリーム ア・デイ IN TOKYO
理事長 天野功二さん 東京都品川区
この度は読売福祉文化賞を受賞する栄に浴し、心より感謝いたしております。難病児とその家族を東京に招待する事業を開始して15年目になりますが、難病児に対する理解や弊会の認知度も低いのが現状です。読売新聞の記事で事業を取り上げて頂いたことで、弊会を広く知って頂き難病児に対するご支援が広がる契機になりましたら幸いです。受賞を励みに一人でも多くの難病児とご家族のお役に立てるよう微力ながら尽くしたいと存じます。
一般部門 特定非営利活動法人 NPOホットライン信州
理事 村上 晃さん 長野県松本市
今回の読売福祉文化賞の受賞は、多くの皆様のお一人おひとりの心合わせと力合わせの成果であります。この受賞の重みと喜びを「しっかりと噛みしめ」て、更なる、生活困窮者の支援に向け、24時間365日の無料相談や面談同行支援とケア、居場所での共食・学びの「信州こども食堂」地域の福祉拠点にするために、今もなお、コロナ禍で苦労している、子どもや家族が、未来に夢や希望が持てるよう!わが街のプラットフォームを目指します。
一般部門 日本卓球バレー連盟
会長 川端一彰さん 京都市
卓球バレーの歴史は意外と長く、40年以上前から障害者施設や支援学校で取り組まれてきました。しかし社会的に知られる機会はほとんどなく「障害のある人だけが楽しむゲーム」に留まっていました。そこで私たちは、全国への普及活動を始めました。卓球台1台あれば、手足に重い障害があっても、みんなで協力し合ってスポーツとして楽しむことができます。今回の受賞は、喜びと同時に社会に対してしっかり責任を果たしていかねばならないことを強く感じました。いただきましたご褒美で、早速ホームページを作り、卓球バレーの楽しさをを全国に発信し、愛好者が増えていくよう啓発活動に努めていく所存です。
高齢者福祉部門 特定非営利活動法人 ソシオキュアアンドケアサポート
理事長 光江弘恵さん 東京都大田区
この度の受賞を大変嬉しく光栄に思っております。私たちは加齢、疾患、障がい、災害その他の困難な状況にある方々へ、心を豊かに「自分らしく過ごしたい」という気持ちをサポートすることを目的として、ソシオエステティック(社会的美容)の活動を始めて10年になります。これからも肌に触れられる心地よさ、化粧による印象の変化、香りによる癒しなどを通して、多くの方を笑顔にしていきたいと思っております。
高齢者福祉部門 特定非営利活動法人 コーチズ
代表理事 兒玉 尚さん 広島市
この度は栄えある賞を頂き、心から感謝申し上げます。コーチズは2000年の設立以来、高齢者の楽しい運動指導を続けてきました。これまでコーチズを育ててくださった方々に、大きな御礼を申し上げたいです。コロナの影響を受けながら負けずにDVDやオンラインを活用する等、試行錯誤すると同時に、リアルで「集まり、笑って、運動する」ことの楽しさ重要さを、皆さんの表情を通して痛感した2年でもありました。これから、もっと多くの方に私たちに「会いたい!」と思っていただける活動を育てていきたいと思います。
高齢者福祉部門 NPO法人 ろう高齢者の豊かな生活を支える会 陽だまり
理事長 京山敏子さん 北九州市
行き場がなく孤立しているろう高齢者が安心して集まれる場を作ることを目的に2003年から続けてきた活動が認められ読売福祉文化賞をいただけたことをたいへん嬉しく思います。スタッフと支援者のこれまでの頑張りがあってこそ。今後も、この活動が垣根をこえてたくさんの方と繋がり、引き継いでいかれるよう更に頑張っていきたいと思います。いただきました副賞は送迎用の車購入の一部にあてたいと思います。ありがとうございました。