第18回 読売福祉文化賞 受賞団体の皆さまより(2021年01月)
今年度は新型コロナ感染拡大防止のため、贈呈式は中止いたしましたので、
受賞6団体の皆さまよりお寄せいただいた声をお届けします。
一般部門 Fine(ファイン) スタッフ一同
受賞を心より感謝申し上げます。Fineは不妊体験者による自助団体として2004年に設立しました。日本で不妊症に悩むカップルは5.5組に1組といわれていますが、その内容を正しく知られていないため、当事者が周囲に相談することができず孤立しがちです。私たちは今後も当事者の経済的・精神的・身体的・時間的な負担軽減のために、交流会やカウンセリング、国や企業への働きかけを行ない、当事者の環境改善のために活動を進めて参ります。
一般部門 人形劇団紙風船 生活支援員 大野 義徳
このたび、第18回読売福祉文化賞という名誉ある賞を頂くことができ、とてもうれしく思うと同時に、身が引き締まる思いです。
今年度はコロナ禍で公演活動が一切できませんが、気を落とさず前を向いて行こうと、新作人形劇を10年ぶりに制作することを目標に掲げました。私どもの活動をお認め頂いて、このチャレンジをさらに推し進める元気をもらいました。皆様に人形劇をお届けする日が必ず来ることを信じて頑張っていきます。
一般部門 プール・ボランティア プール・ボランティア一同
こんなに大きな賞をいただいて、とてもありがたく思っています。会員のみんなで喜びを分かち合いました。
設立して21年。水泳が好きで、障害者も健常者も同じようにプールを楽しんでほしいという一心で活動を続けてきました。受賞したことにより団体をさらにバージョンアップして、もっと多くの障害のある方たちに水泳を通して健康にすごしてもらえるよう活動を続けていきます。ありがとうございました。
高齢者福祉部門 じゅんちゃん一座 座長 竹内 淳子
この度は栄えある読売福祉文化賞の受賞をさせていただき、心より感謝申し上げます。一座座員のさらなる活動継続の力となりました。そして、さまざまな形で一座を応援してくださる皆様へ受賞を報告できることに感無量です。コロナ禍にある今だからこそ、より深く認知症の人たちへの適切な支援のあり方を探り、さらに認知症と共生する社会を作り上げていくための方法を模索しながら、活動を継続していきます。
高齢者福祉部門 居場所創造プロジェクト 理事長 鈴木 軍平
「居場所ハウス」はオープンから7年半、高齢者が地域のなかで役割を担いながら生き生きと暮らせるよう環境づくりと支援をしてきました。このことが認められ、新しい時代にふさわしい福祉活動として本賞に選ばれましたことは、これまでの運営が高く評価されたものと、一同感嘆と喜びを感じているところです。今後においてもこの名誉ある「読売福祉文化賞」の受賞を糧とし、継続運営・福祉活動をさらに展開してまいる所存です。
高齢者福祉部門 平戸平和台地区地域運営協議会 スタッフより
■来て下さる方々に助けられて3年が過ぎ、思いがけずの受賞、嬉しく思います。来て下さる方の笑顔がいつまでも続きますように願っています。
■戸塚区社会福祉協議会・平戸地域ケアプラザ・地域の方々のお陰で始めることができました。それを忘れずこれから長く続けられたら良いなと思います。
■地域福祉の一支援機関として、関われたことを光栄に思います。これからも地域に寄り添っていきたいと思います。